木材中には異なる種類の水分が存在する?

無垢材ドットコムは無垢材に関する知識と選択基準を伝えるサイトです。

木材中には異なる種類の水分が存在する?

木材中には性質の異なる2種類の水分が存在します。

その2種類の水分は細胞壁中にあって木材を構成する各種成分と物理化学的に結合している結合水と細胞内の空洞や細胞壁の隙間にあって、比較的自由に移動できる自由水です。

木材を伐採し、大気中に放置しておくとまず自由水が蒸発し始め、繊維飽和「せんいほうわ」点(含水率約28%)まで来ると、自由水がすべて蒸発してしまい、次いで結合水が蒸発し始めます。

そして、外気の温度と湿度の条件に見合った水分状態になるまでその蒸発は続き、やがて含水率はほぼ安定します。

この時の含水率を平衡「へいこう」含水率といい、日本では全国の年平均値である15%を平衡含水率としています。

尚、この平衡含水率は樹種に関わらずほぼ一定です。

木材中の自由水が蒸発し切って、繊維飽和点以下になって来てはじめて、細胞壁を構成する各種成分と化学的に結び付いている結合水が蒸発し始めるわけです。

自由水が蒸発している時は木材は収縮せず、含水率が28%を下回ってくると結合水の蒸発が始まり、その結合水が占めていた分だけ木材は収縮していくことになります。

Copyright©  無垢材ドットコム土地の値引き交渉と家づくりサポート All rights reserved.