木は乾燥させなくてもいずれ乾くから大丈夫?

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木は乾燥させなくてもいずれ乾くから大丈夫?

住宅建築において乾燥させたものを使わなければならないということは基本中の基本です。

それは入居後起こるトラブルの多くが、乾燥していない材料を使ったことによるものだからです。

したがって、「木は乾燥させないで使ってもいずれ乾くから大丈夫」は間違いです。

伐採直後の丸太には大量の水分が含まれていますが、その量は樹種や伐採時期、丸太中心部と樹皮に近い周辺部によっても異なり、数十%から200%もの広い範囲に及びます。

ちなみに、木材に含まれる水分は木材そのものの重量を基準に計算され、200%とは木材そのものの重量が100なら、その2倍にあたる200の水分を含んでいるということです。

木材の含水率は一般に言われている含水率とは異なり、水分量の変化を捉えやすくするために、全乾重量(水分を一切含まない木材そのものの重量)を基準に計算されます。  

木材を大気中に長期間放置しておくと、外気の湿度と釣り合うまで乾燥し、やがて安定します。

その時の含水率を平衡「へいこう」含水率(日本では全国各地で計測した値を平均し、約15%としています)と言います。

木材は含水率が約28%を下回ってきたところから収縮し始め、その水分が抜けた分だけ寸法が小さくなります。

その過程でさまざまなトラブルを引き起こしてしまうわけです。

昨今、材料コスト削減や工期短縮などからしっかり乾燥していない材料が数多く出回っています。

特に、天然乾燥では平衡含水率域に達するまでには、一般的に使われている柱の大きさで2〜3年、大断面の梁や桁になると、その数倍時間が掛かりますから、現在流通しているほとんどの天然乾燥材が生乾きであると言われており、入居後さまざまなトラブルに巻き込まれるケースが考えられますので、材料選択には十分注意が必要です。

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