木は本当に呼吸しているの?

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木は本当に呼吸しているの?

よく「は呼吸しているから」と言われますが、葉では呼吸しているものの、建築物となった木は木材学的な観点から言えば、決して呼吸しているわけではありません。

木はそれ自体を取り巻く環境の湿度変化に応じて水分を吸ったり、吐いたりすることによって伸縮しますから、その様子を「呼吸している」と比喩的に表現しているものと考えられます。

つまり、木の持つ調湿機能を表現したもので、決して動物と同じように「呼吸している」わけではないのです。

たとえ数十年間、雨が掛からない場所に置かれた木材であっても、内部にはいくらかの水分を含んでいます。

その量は木材そのもの(一切水分を含まない木材だけ)の重量を100とすると15前後となります。

このとき、みかけ(水分を含んだ状態)の木材重量は115となり、この状態を平衡「へいこう」含水率といい、含水率15%となります。

実は、この呼吸しているかのように言われている調湿機能は、死んだ木材細胞が細胞中の水分をこうして15%前後にしてはじめて発揮されるのです。

室内に木を使うことによって湿度環境の変化を緩やかにし、快適な環境を得られる一方、この調湿機能により木が伸縮することで、寸法変化が起こるという問題を抱えてしまうことになるわけです。

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